ニーハオ!台北人/Taipeijinです。
銅鑼は日本人観光客はあまり知らないところですが、台湾の原点のようなひなびた雰囲気がまだ残っているところです。
日本人にはまだあまり知られていない銅鑼の客家の文化やグルメをご紹介します。
[台湾チャレンジ]のブログでは台湾在住20年越えの「台北人」がレアな台湾情報をお届けしています。
台湾の観光やグルメなど、あなたの知らない台湾情報もあります。
Contents
銅鑼窯

銅鑼窯は1897年/明治30年間から始まったので、約100年以上の歴史があります。
日本統治時代に日本人の岩本東作という方が粘土の鉱脈を発見しました。
その為に苗栗で初めての窯元を作りました。
当時は苗栗の窯業は製品の種類が多く、線路横の溝に使う排水管用の陶管や日常生活用品など。
制作しているお店も45軒ありました。
その後はもっと盛んになり、酒甕の産地になりました。
1970年代がピークで、その頃は300軒くらいありました。
大きな口の壺はお醤油用。お酒用は口が小さめになります。
小さなものもお店では販売されていました。

工場の中には、珍しい窯の神様がお祀りされていました。
工場の中にはとても大きな作品がゴロゴロしていました。


現在では窯はガスで焼いています。
銅鑼窯は台湾で一番大きな形の窯だそうです。

銅鑼窯の近くの土地公

銅鑼窯の近くに土地公という神様がありました。
形がトトロみたいな感じで可愛かったです。

田園に映える美しい風景でした。
苗栗はやはり台湾の原点のような、変わりない昔ながらの佇まいの残っているところだと実感しました。
[銅鑼窯]
住所:366苗栗縣銅鑼鄉竹森村9鄰74-1號
電話:+88637981607
https://www.facebook.com/TongluoKiln
苗栗故事館

苗栗故事館はお店の中がレトロというか雑多にいろんな古いものが飾ってあります。
日本の昭和くらいのモノ達でしようか。

クーラーはなくて扇風機だけでしたので、真夏は暑いかもしれません。
訪れた時は秋でしたので、あまり気になりませんでした。

客家のお餅や湯円と言う紅白のお団子のスープが美味しいです。

[苗栗故事館]
住所:366苗栗縣銅鑼鄉中正路192號
電話:+88637981736
時間:9時00分~20時00分
客家文化館
客家文化館は山の小高いところにあります。
お隣も科学園区で広大な敷地になっています。

中には竹製品のオブジェや客家の文化、歴史、人物、書籍、音楽、生活、食品、衣類、などは展示物があり、客家の文化を学ぶことができます。
ギフトショップも客家花布の商品が充実。
ヒノキや樟脳などのお精油や石けん類などの販売もありました。

[客家文化館]
住所:366苗栗縣銅鑼鄉銅科南路6號
電話:+88637985558
https://thcdc.hakka.gov.tw/wSite/mp?mp=2
銅鑼茶廠
台湾農林銅鑼茶廠は客家文化館から車では、そう遠くないところにあります。
合わせて訪れてみたいところです。
実際に広い茶畑で茶摘みの作業をされていました。

入場料は100元で、中での消費に充当することができます。
お茶はシェアすることも可能です。
お湯のポットもあり、お湯が足りなくなったら追加していただけます。
台湾の烏龍茶や紅茶は香りが高くて、本当に美味しいのだと実感できます。
販売もされていますので、香り高いお茶をお土産にもできます。
苗栗は台湾の田舎ですが、台湾の原点のような農村の風景が素敵です。
ビルに囲まれた台北に住んでいると、お茶畑の風景に癒されます。
[台湾農林銅鑼茶廠]
住所:366苗栗縣銅鑼鄉九湖村九湖132-16號
電話:+88637987358
時間:09:30AM~17:00PM
入場料100元 [中での消費に使えます]
http://www.tongluotea.com/tw/
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