ニーハオ!台北人/Taipeijinです。詳しいプロフィールはこちらです。
台北人の主催している大人の遠足で、今回は宜蘭の蘇澳に出没しました。
今回は5人で行きました。
今回は大人の遠足メンバーのリクエストにお応えして、三つの媽祖様を見学に行きました。。
ピンクと緑と金の媽祖様です!パワースポットの媽祖様巡りの旅です。
詳しくご説明しますと、世界最大級のピンクコーラル/ピンクサンゴの媽祖様、緑色の翡翠の媽祖様。そして金色の金で出来ている媽祖様のご三体を見に行きました。
ゴージャスですね!!
その他タピオカミルクティーの観光工場や、おいしい海鮮レストラン、美しい海等のご報告をしたいと思います。
日帰りで台北から行けてしまう距離ですので、ぜひ皆様も機会がありましたら行ってみてくださいね。
Contents
南方澳進安宮

台湾には各地に海を守る神様の媽祖様がいらっしゃいます。
台湾人の熱烈な信仰のおかげでとても立派な廟が立っています。
また各地の媽祖様もいろんな素材や凝ったデザインで大切に保存されています。
まず最初にピンクの珊瑚でてきた媽祖様を見に行きました。
世界最大級のピンクサンゴで作られています。
お顔以外に手などもピンクサンゴで作られています。
日本統治時代にこの辺りではサンゴを採られていました。
乱獲がたたり、サンゴは激減しました。
最近ではあまり採れないそうです。
「南方澳」は約90年前の日本統治時代に開発された台湾では大型の漁港です。
当時は珊瑚を取る船が多かったそうです。
日本で珊瑚が流行していて、台湾のサンゴは人気があり、輸出していたそうです。
珊瑚漁はだいたい30年前が最盛期でした。
当時は480隻の船が珊瑚漁の漁船として登録していました。
その頃は珊瑚の生育について詳しくわかっていなかった為、乱獲していました。
実は珊瑚の生育には60年の歳月がかかることが後年の調査でわかり、それからは珊瑚を保護する為に、珊瑚漁の登録船籍にはとても厳しい基準ができたそうです。
また、サンゴ漁船の世襲も許されなくなりました。親がサンゴ漁の漁船を持っていても、直接引き継ぐことはできなくなりました。
現在では、サンゴ漁船で登録して許可を得ている船はわずか60隻だけだそうです。
珊瑚漁の海域も決まっているそうです。
サンゴの生育には60年くらいかかるのを漁民は知らなかったので、当時は採れるだけ採ってしまいました。そのため。収穫できるサンゴは激減しました。知らなかったこととはいえ、残念なことでしたね。最近では、ほとんど採れないそうす。
当時は婚約の時などのアクセサリーに白いサンゴが好まれていたそうです。
サンゴの色にも流行があるんですね。
現在では真っ赤なピジョンブラッド/鳩の血と呼ばれる赤いサンゴが好まれているそうです。
サンゴの媽祖様は私が台湾で見た媽祖様の中で一番好きな媽祖様です。

サンゴのお肌がとてもなめらかで、べっぴんさんの媽祖様です。
きれいすぎてずっと眺めていたくて、うっとりします。笑。

南方澳進安宮
住所:27042宜蘭縣蘇澳鎮江夏路81號
電話:+88639971239
時間:6時00分~20時00分
南天宮翡翠媽祖
一階の媽祖様。
二階には翡翠の媽祖様、三階には金の媽祖様がいらっしゃいます。

二階の翡翠の媽祖様です。
威厳のある媽祖様ですね。
友達はここで緑色の玉を買いました。ご縁のあるパワーストーンですね。

緑色の翡翠でてきている媽祖様です。
媽祖様がご覧になっている風景。綺麗ですね。
媽祖様はみんな海の方角を見守っていらっしゃいます。
大人の遠足メンバーは雑誌の「クレアの世界!」と盛り上がっていました。笑。

南天宮金媽祖
金で出来ている媽祖様です。3階におまつりされています。

金の媽祖様は長い年代があるようですね。

落ち着いた表情の媽祖様です。

わずかな距離の間に2つの廟があり、ピンクの媽祖様、緑の媽祖様、そして金の媽祖様を拝見することができました。
パワースポットがいっぱいのエリアですね。
南天宮金媽祖
住所:270宜蘭縣蘇澳鎮江夏路17號
電話:+88639962726
味珍活海鮮餐庁
周りは漁港ですので、迷わず新鮮なシーフードのレストランへ。
選び方は生簀があるとか、お客様がたくさん入っているかどうかなどの雰囲気で選びました。

メニューはないので、その日にある食材を選んでお料理の方法を決めていきます。
シンプルに蒸すとか茹でるとか炒めるお料理でささっと出てきます。
海藻炒め
海藻炒めですが、卵と野菜も一緒に炒めてありました。
栄養的にも良い一皿です。
新鮮で、臭みもない塩味のおいしさです。

お刺身
お刺身はサービスでした。
嬉しいサービスですね。
さすがに新鮮です。

水晶魚
水晶魚のフライです。5.6センチの白魚のことです。
薄く衣をつけてサクッと揚げてあります。
サクサクで美味しくて、海のフレンチフライみたいな感じです。
大好きなので、見かけると注文します。

カニ鍋
カニ鍋のカニは時価ですので、先においくらくらいになるのか主婦軍団なので金額をチェック。(大事、大事、笑。)
目方を計ってもらってから金額をチェックしますよ!
お鍋の具材200元を追加して800元とのことでした。カニは600元ということですね。
こんなに豪華でしたら、文句ないです。
しかもビーフンなどの具材もたくさん入っていて、おいしかったです。

全体的にこんな感じです。

全部で1580元でした。五人でしたので、一人300元ちょっと。お安いですね。
味珍活海鮮餐庁
住所:270宜蘭縣蘇澳鎮漁港路70號
電話:+88639952233
時間:9時30分~20時00分
南方澳海岸

このエリアは海水浴場になっています。
車を止める場所があまりないので駐車場を探すのが大変でした。
汚い階段を上って行くと、そこには別世界の絶景が広がっています。
また素敵なカフェも何軒かあります。
ここに来るまでの雑然とした漁港の道筋を考えると、このような光景は想像ができないと思います。
訪れた日は風が強かったので下の海には降りませんでした。
波が結構高かったです。
以前訪れた時は波が穏やかで下に降りて海水を触ったりすることもできました。
砂浜が向こう側に広がっていて、海水浴を楽しむこともできるそうです。

おしゃれなカフェが数軒あります。
秘密の海岸っぽいところです。

海洋20M海景咖啡館
ウェブサイトはこちら
住所:270宜蘭縣蘇澳鎮造船路108号
電話:+88639973818
時間:11時00分~20時00分
奇麗湾珍奶文化館
タピオカミルクティーの観光工場です。
実際にタピオカミルクを作っているところは観察することができませんが、予約で申し込むと、タピオカミルクティーのDIYをすることができます。
1階はカフェと売店、観光案内所等になっています。
2階は簡単な博物館のような作りになっています。タピオカミルクティーについての説明が色々とされています。
入り口の電球タピオカミルクティーのオブジェ。

内部は二階が展示場、一階にはレストラン、お土産ショップ、カフェという構造になっています。お子さんのDIYも予約すればできます。

二階の展示場。

一階のお土産屋さんにはタピオカミルクティーの材料も販売されていました。
下の写真の左のは袋に入っているタピオカです。
左下の瓶はタピオカ用の黒糖ミルクティーです。茹でたタピオカに入れると出来上がりです。
その他ドリンクやお菓子などが販売されていました。

一階のカフェでみんなでタピオカミルクティー。
紙コップできたので、全然映えませんでした。苦笑。

奇麗湾珍奶文化館
ウェブサイトはこちら
住所:270宜蘭縣蘇澳鎮頂強路23號
電話:+88639909966
時間:9時30分~17時30分
宜蘭餅観光工廠DIY
宜蘭餅観光工廠は宜蘭餅というお菓子の観光工場です。

たくさんの種類のお菓子を販売されています。
大人の遠足メンバーもたくさんお菓子を買っていました。
トイレ休憩にも良いところです。

2020年の食品の部門のミシュランをとっています。

宜蘭餅観光工廠
ウェブサイトはこちら
住所:270宜蘭縣蘇澳鎮海山西路369號
電話:+88639905999
時間:8時30分~18時00分
宜蘭蘇澳の旅行のまとめ

宜蘭県の蘇澳は花蓮に行くときに必ず通過するエリアです。
最近快速道路の「蘇花改」という山を抜けるトンネルがある道路ができた為、花蓮に行くのが以前は5時間くらいかかっていたのが、3時間くらいになりました。
その為時間によってはかなり渋滞しています。
帰りも宜蘭から台北方面が渋滞していた為、海側の一般道を通って帰りました。
海沿いの美しい太平洋を楽しみながら台北まで。
途中海のサンセットも見ることができました。
台湾の東側の海岸の海はとてもきれいです。
媽祖様のパワースポットや美しい風景、おいしいシーフードで癒される1日でした。

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