ニーハオ!Taipeijinです。
台北在住20年越えのブロガーです。
台湾には台湾人が住んでいますが、詳しく分けると他にも色々と文化や生活習慣の違う方たちが住んでいます。
外省人と呼ばれる方たちは、蒋介石ひきいる国民党と一緒に中国大陸から台湾に渡ってきた方々です。
その他客家人もいて、原住民も16部族くらい種類があります。
最近では外籍花嫁も増え、東南アジアから台湾に移住している新移民も増加しています。
そのようにいろんな文化や思想の違う人たちが一緒に暮らしているのが台湾という島国です。
現在はその総称が台湾人と言われています。
それぞれ食文化も違うのですが、そのため台湾では色んななお料理に出会えますね。
Contents
外省人のお料理
蒋介石元総統と中国大陸から国民党の方が台湾に渡って来て、食文化も持って来られました。外省人の好きな食べ物の中に鯉料理があります。
観光客には全然知られていないと思いますが、鯉料理で有名な老舗「蜀魚館老店/スーイーグヴアンラオディェン」をご紹介します。

蜀魚館老店
蜀魚館老店は1階と2階があります。縦に細長い作りになっています。
インテリアはそっけない食堂です。

この日には2階に通されました。1階にも2階にも蒋介石と蒋経国の写真がかけてありました。
以前この近くには国軍総司令部があり、空軍の将校などがよく通って来ていました。

生ビールは18天という軽いタイプ。

鯉料理2吃の二通りの食べ方
今回は2吃という食べ方で、1匹の鯉を2通りの食べ方でいただきました。
こちらは1吃です。鯉の煮物です。
お醤油で煮てあるもので柔らかくておいしいです。
他には揚げてあり、塩胡椒で食べる方法もあります。

この鯉は石門ダムから持ってきた鯉をお料理されてます。
お料理の仕方としては大きな鯉を丸揚げして、その上に麻婆豆腐がどーんと乗っている豪快なお料理です。
四人以上で食べるのをおすすめします。少人数では無理です。
巨大な鯉料理
2吃の2種類目の食べ方の麻婆豆腐がトッピングの鯉の丸揚げが来ました!!
直径40センチくらいのトレーに入っています。

このお店には何度か通っていますが、1番最初に見た時はとても衝撃でした。
給食に使うような銀色の素っ気ない巨大なトレイの上に丸々とした50センチもあろうかというような大きな鯉が丸揚げにしてあり、その上に麻婆豆腐がドバッとかかっていました。
日本では見たことのないような荒々しいというか大雑把というかとても巨大なお料理でした。
とっても衝撃的な忘れられないお料理でした。

最初の時は唖然としてかなりびっくりしたので、お味を覚えていませんでした。
今回はゆっくりと味わってみました。
鯉の味は淡白で臭みもなくおいしかったです。柔らかくておいしいです。

マーボードーフの部分はかなり辛い感じがしました。豚肉のひき肉とお豆腐とが相まっておいしかったです。
ご飯がすすむメニューですが、白いご飯は頼まずに銀絲捲という万頭を揚げたものをオーダーしました。
この銀絲捲と一緒にいただきます。

今回の他のお料理は下記の通りです。

左から紅油耳片、豆瓣鯉魚の1吃、宮保雞丁 、炒青菜、銀絲捲、乾扁四季豆 、真ん中のは蒜泥白肉
この日は五人でお会計は全部で3600元でした。
どれもおいししかったです。お話も弾んでとても楽しくておいしい夜でした。
何度見てもすごいです。

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蜀魚館
住所:106台北市大安區建國南路一段198號
電話:02 2711 5501
時間:11時00分~14時00分 17時00分~21時00分
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