ニーハオ!
台北人/Taipeijinです。
南門市場は百年の歷史がある市場です。
1981年に建てられた建築物が38年の時間が経ち老朽化が目立ちだしました。
台北市政府の地震対策の鑑定で、耐震性に不合格が出たことと、新しくできる地下鉄の萬大線と地下をつなぐ工事の為に一度取り壊してまた再建することになりました。
そのために一時南門市場はお引越しをすることになりました。
実際に南門市場の新しい場所に行って見ましたので、現地からお届けします。
Contents
南門市場

南門市場は百年の歷史がある台北南門市場です。
南門市場は1981年に建てられた建築物が老朽化したため、一度取り壊してまた再建することになりました。
そのため南門市場は中華民国108年10月6日で営業を終了しました。
最後の日には、一元での投げ売りなどもあったそうで賑わっていたらしいです。
10月17日から新しい中継市場に移転しました。
杭州南路の中繼市場です。
有名な杭州小籠湯包のお店の並びにありますので、とても便利だと思います。
南門市場の前は中正記念堂の横になります。たくさんの観光バスが停車しています。
中華民国108年12月から前の市場の建物を取り壊す作業が始まるそうです。
南門市場が再建築終了後は12階建ての建築物になり、デパートも入り地下の1階2階は地下鉄中正記念堂駅と一緒につながることになります。
予定では1階と2階にはもともとの南門市場のお店が入る予定になっています。
現在の予定では2022年に建築が終わり新しい市場ができる予定です。
今回のお引っ越しの市場は仮の営業の場所になります。
あと3年後には、また新しく生まれ変わった南門市場が登場することと思います。
南門市場の一階
南門市場中継市場の一階は衣類、雑貨、食料品などが販売されています。
乾物屋にはドライナッツやドライフルーツが豊富です。ドライマンゴーなどお土産にも良いですね。
この市場の1階食料品売り場の特徴としては、外省人の食べ物が多いことです。
外省人とは中国大陸から蒋介石と一緒に台湾に渡ってきた方達です。
退役軍人として台湾にまだ残っています。
その方たちは小麦粉文化の万頭やお餅類を台湾に広めました。
また乾燥しているソーセージや、金華ハムなどの高級食材もこちらに置いてあります。
一般の台湾料理とはまた異なる中華料理になります。お惣菜も販売されていますので、買って帰るのにも便利です。
その他乾物、果物、野菜、肉類、魚類の生鮮食料品も販売されています。
一般の伝統市場でありながら、外省人の食材もあるところがちょっと特色のある市場になっています。

高級食材の金華ハムもありました。
万頭の種類もたくさん。
こちらは中はあずき入りの甘いちまきです。
八宝飯という餅米でできたスイーツです。
甘くて美味しいので大好きです。
黒米の八宝飯がありましたが珍しいので、買って帰りました。一般的には白い餅米のがほとんどです。
食材は豆や棗などの自然なものですね。
帰ってから、電鍋で蒸していただきます。

パッケージを開けるとこんな感じです。
電鍋で蒸したらこんな感じになりました。
中にあずき餡が入っていました。もちもちした黒米もおいしいです。
二階のフードコート

二階は台湾グルメのフードコートになっています。
この市場の二階も外省人の食べ物が多い感じです。
とてもたくさんの人で賑わっていました。
南門市場/南門中繼市場
ウェブサイトはこちら
住所:台北市大安區杭州南路二段55號
電話:02 2321 8069
時間:
7時30分~19時30分
月曜日おやすみ
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