ニーハオ!台北人/Taipeijinです。
台湾人に「大迷宮」と呼ばれている複雑な台北駅の解説をしたいと思います。
台北駅はその周辺も含めるとかなり広い範囲にわたり、一般の人にはわかりにくい 構造になっています。
台湾鉄道(台鉄)や台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)、台北メトロ(MRT)、桃園メトロ、バスターミナル、地下街などが台北駅周辺に広がっています。
台湾人もわかりにくい台北駅なので、外国人にはもっとわかりにくいと思います。

Contents
台北駅の大迷宮
台北駅周辺には台湾鉄道(台鉄)や台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)、台北メトロ(MRT)、桃園メトロ、バスターミナル、地下街などが台北駅周辺に広がっています。
台湾人の知り合いの女の子が台北駅で迷子になって泣きそうになったという話を聞きました。
外国人だけではなくて、台湾人にも大迷宮と呼ばれている台北駅の解説をしてみていきたいと思います。
この記事を書くにあたり、かなりの時間を費やしました。
台湾にお住まいの方、台湾にご旅行の方の皆様のお役に立てれば幸いです。

台北駅は六大交通網
台北駅は台湾鉄道(台鉄)や台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)、台北メトロ(MRT)、桃園メトロ、バスターミナル、地下街などで構成されています。
台北駅/台北車站は六つの交通機関が網羅されています。
1.機場捷運/桃園国際空港MRT
2.高湾高速鉄道/台湾新幹線
3.台湾鉄道/ローカル線
4.客運/バス
5.捷運藍線/地下鉄板南線
6.捷運紅線/地下鉄信義淡水線
台北駅の五つの地下街
台北駅には5つの地下街があります。地下街はアルファベットで分けられています。
K区は誠品地下街
M区は捷運地下街
Z区は站前地下街
Y区は台北地下街
R区は中山地下街
それぞれ地下街もショッピングモールのようになっています。
台北駅周辺には約70個の出入口があります。
台北車站には每日約54萬人の出入りがあります。
3層の地下空間,路線が錯綜していて、全台湾最大の大迷宮と呼ばれています。
「台北車站通」というアプリ
台北市政府が作った「台北車站通」というアプリも便利だと思います。
迷う人が多いため、このようなアプリは便利ですね。
行きたいところを書くと出てきます。
アプリが行き先の路線を教えてくれますので、迷わずに行けると思います。
台北駅の構造は上は二層、下は三層になっています。

台湾鉄道のローカル線の切符は一階で買う
まず1階の大ホールには台湾鉄道のローカル線の切符を買う窓口があります。ここで切符を買って乗り口は地下一階になります。
地下一階までエスカレーターか階段で降りて、台湾鉄道の乗り口に行きます。地下一階にも切符の自動販売機があります。
台湾高速鉄道/台湾新幹線の切符の買い方
台湾高速鉄道の予約券は一階で引き換え
台湾高速鉄道/台湾新幹線はローカル線とは切符の買い方が違います。
一階では台湾の新幹線である台湾高速鉄道の切符は売っていません。一階奥のほうにネット予約をした人用の引き換え用の窓口があります。
当日券を買う場合は地下1階に降りて買うことになります。
一階にある自動販売機で買うこともできます。
台湾新幹線の当日券の買い方1
台湾高速鉄道/台湾新幹線の切符は台北駅の一階や地下にある自動販売機で買うことができます。
当日券の買い方2
台湾高速鉄道/台湾新幹線の切符を買う時に仕事用などで、領収書がいる場合は窓口に並ぶことになります。
地下一階の窓口にはいつも長蛇の列ができています。
チケットを買うまでに30分くらいかかることもありますので、時間には余裕を持って行きましょう。
当日券用の自動販売機はたくさん並んでいます。でもなぜだか自動販売機を利用している人はとても少ないです。
皆様領収書がいるのでしょうか?
領収書をもらったことがありますが、窓口で手書きでした。(2019年9月現在)
下の写真は自動販売機です。
荷物用のコインロッカーもいろんなところにあります。こちらは大きいサイズ用ですが、斜め前には小型様のも置いてありました。
新幹線の乗り方
地下一階の中央にある乗り場は「月台/ユエタイ」と書いてあります。
自分の買ったチケットの乗り場をローカル線や新幹線の番号で探しましょう。プラットフォームに入れるのは8分くらい前からです。あまり早くからは中に入れません。
プラットフォームに入ると、中で別のプラットフォームには移動できませんので、一度外にでないといけません。
乗り場がわからなければ、チケットを見せて係りの方に聞きましよう。

台北駅一階のホール
台北駅の一階のホールは、とても広い吹き抜けになっています。
中央の大ホールを囲むように両脇には、軽食屋さん、おみやげもの屋やお菓子屋さんが並んでいます。
マクドナルド、モスバーガー、意外と士林夜市の豪大大鶏拝などのお店もあります。
ワトソンズなどのドラッグストアや台湾の駅弁当屋さん、そしてお土産のお菓子屋さん、ケーキ屋さん万頭屋さんなど、いろいろなお店やコンビニエンスストアもあります。またマッサージ屋まであります。

台北だけではなく、台湾の各地のお土産物を買うこともできます。
台南の林百貨も小さなコーナーですが出店しています。

台鉄弁当を買う裏ワザ
旅行者に人気の「台鉄弁当」という駅弁を売っているところもあります。この駅弁屋さんは1階の専門店はいつも混んでいて行列ができています。
この弁当屋さんは地下一階にもあるのですが、地下の方が若干人が少なくてすぐに買えると思います。
この可愛いお弁当屋さんは桃園空港方面行きの地下一階通路にあります。

こちらは穴場で割とすぐに買えます。台北駅地下一階のQスクエア行きの通路にあります。

台鉄弁当です。60元から80元くらいまでバリエーションがあります。

台北駅の二階はレストラン街

台北駅二階には台湾の有名なデパートグループ「微風」が手がけているレストラン街があります。
フードコートもあり、専門店もあり台北駅全体では合計すると100店舗くらいあると思います。
台湾料理はもちろんのこと、和食、洋食、エスニック料理など、本当にたくさんのお店がありますよ!
フードコートには台湾夜市、カレーだけ、牛肉麺だけのフードコートもあります。各国料理店も充実。本当にたくさんの種類の中から選ぶことができます。
台湾夜市のフードコートでは台湾のB級グルメのフードコートです。牡蠣オムレツ、牛肉麺、拝骨麺、などを食べることができます。
台南のお料理のダンツーメンを食べてみました。台南まで行かなくても、台北駅の2階で台南料理を食べることができますよ。
こちらは各国料理のフードコートです。
電車に乗る前にご飯を食べるのにはとっても便利ですね。
いつもお食事時には混雑していますので、時間を早めか遅めにずらすと入りやすいと思います。
休日は外国人労働者の憩いの場

普通は一階ホールは吹き抜けで広々としています。時々イベントが行われています。
土曜日、日曜日には台湾で仕事にきている外国人労働者が台北駅に集まってくるので、台湾人よりも外国人の方が多くいるという異様な光景になります。
中央のホールにピクニックのようにお弁当を広げてくつろいでいる人たちがたくさんいます。
地下に降りる階段、そして1階のフロアなどにも大量のインドネシア人やフィリピン人が座っていて、ここは台湾なのかと思うほどびっくりします。
初めて見た時は本当にびっくりしました!

台北駅地下から行けるMRTとまとめ
信義淡水線の地下鉄 徒歩5分くらい
板南線の地下鉄 徒歩5分くらい
桃園国際空港線 徒歩10分くらい
北門の地下鉄の駅 徒歩12分くらい
(注:自分のいる位置により時間は若干違います。目安です。)
台北駅地下街で双連駅まで地下街が通っていますので、地下鉄に乗らずに徒歩で双連駅までいけます。徒歩で約25分くらいです。
途中誠品のおしゃれな地下街もあります。
忠孝東路の地下街はシーザーホテルや三越デパートに行ける様になっています。
路線図を理解していれば、便利に色んなところにいけますが、複雑な構造にもなっています。
桃園空港行きの地下鉄の駅迄は徒歩で10分近くあるので、時間なゆとりを持って行きましょう。
迷子になる台湾人もたくさんいます。標識も以前と比べるとわかりやすくなっていますが広いので、迷うかたも多いです。
この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

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