ニーハオ!
台北人/Taipeijinです。
苗栗県の三義エリアの觀光情報です。
「三義Y箱子寳/サンイーヤーシャンバオ」に出没。
大人の遠足で五人で訪れました。
三義は以前から木彫りの老街として有名です。
今回は木彫りにちなんだDIYもできる鴨デコイの里に行ってみました。

Contents
三義Y箱子寳とは?

1963年 (中華民国52年) に設立されました。
木彫の人形、木鴨、水鳥等の製品をアメリカ、ヨーロッパ、日本、韓国などに輸出して好評を得ていました。
一番有名な商品は鴨のデコイでした。

三義にあるY箱子寳は主に鴨の置物をトールペインティングしたデコイの製品を海外に輸出していました。

こちらは売り物ではなく貴重なかつての輸出品のサンプルです。
欧米では鴨のデコイを実物大のハンティングデコイとして狩猟の際に使っていたそうです。
民国90年から民国96年までの間に商品が売れていたそうです。
一時期はオーダーが世界中からたくさん来ていたそうです。
ヨーロッパ、アジア、日本、世界各国に輸出されていました。
その後台湾元が値上がりするにつれオーダーが減ってきました。
そして、しだいに作成する作品も減ってきました。
その後時代の変化にともない2002年(民国91年)から経営方針を変えました。
国内で有名な觀樹教育基金會の協力により2500坪の敷地を整理し新しく生まれ変わりました。
三義エリアを代表するレジャー施設の一つに変身しました。
トールペインティングのDIYができますので、世界でただ一つのオリジナルの作品を作れますよ!
鴨デコイのDIY教室

DIYをする教室は二つあります。
一つはとても広く200名以上を収容することができます。でもクーラーの設備はありません。

外の別棟に小さめのDIY教室があり、こちらにはクーラー完備でした。
数人の方がDIYを楽しんでいました。

デコイの絵付けの時間は1時半から2時間くらいかかるそうです。
たくさんの木型がある
デザインもカモ以外にふくろうやクマ、猫、その他のバリエーションも豊富です。
いろんな絵付けをすることも可能です。
DIYの教室は2つありました。最大で240名が参加することができるそうです。
各国によって鴨の色は違う
別館の博物館にもご案内していただきました。
時代や各国の要求に応えて色合い等が違っていました。
アメリカ人の好きな色、日本人の好きな色、韓国人の好きな色、ヨーロッパの好きな色などは好みが違っているそうです。

欧米人の好きなデザインは落ち着いたシックな色合いだそうです。
欧米から専門家を招いてデザインを決めていたそうです。

韓国人の好きな色合いはこのようにカラフルな色だそうです。

日本人が好きな鴨はこのような緑色と茶色だそうです。
以前は日本にもたくさん輸出されていたそうです。
このデコイどこかで見た覚えがあります。日本の鴨の色ってこんな感じですね。
外国から専門の人を招いて、サンプルを作ってもらい、各国の好きな色やデザインを台湾で再現し、それを各国に輸出していました。
三義から世界に発信していた鴨の木彫りでした。

鴨箱宝
ウェブサイトはこちら
住所:367苗栗縣三義鄉重河路176號
電話:03 787 2076
FAX:(037)874080
E-mail:dpduck@pchome.com.tw
時間:9時00分~17時00分
入場料 無料
三義Y箱子寳交通
車の場合
中山高速道路三義ジャンクションで降りて右方面 台13線で三義市方面へ。約2公里くらいから左手に中油加油站ガソリンスタンドが見えたら、それから二つ目の信号を右に曲がります。 (約100メートルくらい) 右折後苗130線の大湖方向へ200メートルくらいいきます。 高速 道路の高架下を過ぎたらすぐ右に曲がります。100メートルくらいで到着します。
電車の場合
台鉄山線三義火車站で下車後タクシーに乗るか徒歩て゜15分鐘くらいで到着。
バスの場合
新竹客運三義站で下車して徒歩約6分鐘くらいで到着。

https://taipeijin.com/20190722takuyakoya/
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