ニーハオ!
台北人/Taipeijinです。
嘉義の観光情報です。
嘉義には、台湾のタイルの博物館があります。
このタイルは中国語では花甎/ホワーズァンと呼ばれています。
日本語ではマジョリカタイルとか花タイルと呼ばれています。
Contents
台湾花甎博物館

台湾花甎博物館のタイルは日本統治時代に台湾のお金持ち達が日本に注文して制作し、台湾に運んできて家の装飾に使われました。
台湾の豪邸などに使われています。
屋根の下や外壁や室内などの装飾に使われていました。
その家屋が100年ぐらい経ち古くなって解体されるときに、この博物館を作った方が、各地をめぐって壁から花タイルを剥がして持ち帰りました。
それから時間をかけて一枚一枚大切に壁から綺麗に剥がして加工処理をして展示しています。
台湾人の中ではかなり人気があるタイルの博物館になります。

このタイルの博物館の中に入って驚いた事は、見学する方が若い人が多かったということです。
ノスタルジックなタイルに惹かれてお年寄りが多いのかと思いましたが、学生さんや若い方が多かったです。
インスタスポットになっているらしく、マジョリカタイルの壁の前でたくさんの人がお写真撮影をしていました。

また郊外学習にも良いようで、学生さんの団体も来ていました。
このような古いタイルが若い人に元気があるというのはちょっと意外な感じがしました。
とても人気のある博物館でした。
人がひっきりなしに出入りしていました。
台湾花甎博物館の建物は3階建てになっています。
台湾花甎博物館の1階
台湾花甎博物館の1階はギフトショップとタイルの壁に覆われています。
こちらは上から見た一階の写真です。

マジョリカタイルはここでもレプリカが作られていて、販売もされていました。
マジョリカタイル柄のギフト用の小物の販売もありました。
レプリカタイル一枚320元、花タイルピンバッジは180元、小鏡260元などでした。

台湾花甎博物館の2階
二階の階段にもタイルが飾られています。

2階には2つのお部屋があります。
どちらにも浴室がありました。
壁にはタイルが貼ってありました。

浴室のタイルを使った猫脚のバスタブなどが置いてあり、レトロな雰囲気が満載になっています。

壁に取り付けてある電源のオンオフの器具も昔のままで、このようなものにも心惹かれたりしました。

台湾花甎博物館の3階
3階はベッドルームになっていました。
ベッドは昔の中華風の木製で、天蓋付きのベッドです。
現在のベッドと比べるとちょっと長さが短いような気もしますが、昔の人はあまり大きい身長の方ではなかったのですね。
またベッドの上には中二階がありますので全部で3階半建てみたいな感じになります。

下の写真はベッドの上の小さな屋根裏部屋です。

一階はギフトショップになっていて、タイルの模様の様々なグッズが販売されていました。
やはり見所としては、1階の入り口右側と左側に広がる大きなタイルが貼られた壁です。
いろいろなマジョリカタイルの柄がとても美しいと思いました。
一つ一つそれぞれに柄が違っています。
100年前に流行したデザインも美しいと思いました。

出口の所には無造作にまだ加工が終わっていない壁から剥がした状態の壁付きのままのタイルが転がっていました。
これは一つ一つタイルを傷つけないように壁からはずしていくのは、大変な労力だと思いました。
嘉義市内にありますので、嘉義観光の際にはぜひ訪れてみてくださいね。
台湾花甎博物館
ウェブサイトはこちら
600嘉義市西區林森西路282號
0905 012 390
10時00分~12時00分
14時00分~17時00分
月曜日、火曜日は定休日
入場料50元(館内の消費に使えます)
嘉義駅を出て左方向に徒歩10分くらい。
宜蘭の碗盤博物館にもマジョリカタイルの壁がありましたので、宜しければご覧ください。

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