ニーハオ!
台北人/Taipeijinです。
宜蘭に大人の遠足で出没。
今回は日本人には初公開の「台湾碗盤博物館」のご紹介です。
日本人としては初めて台湾碗盤博物館の新館に出没だそうです。笑。
台湾碗盤博物館の方から、お伺いしました。笑。
宜蘭のレア情報です。

台湾碗盤博物館は2012年1月に宜蘭の員山鄉に成立しました。
その後2016年から五結鄉に引越しをしました。
2年余りの建築期間を経て宜蘭の五結鄉に台湾碗盤博物館新館が設立されました。
2019年4月21日から正式に開館しました。
Contents
台湾碗盤博物館

台湾碗盤博物館は文字通りお椀やお皿の博物館です。
入場料は50元です。入場料50元を先に支払います。入り口においてある大きな壺に入れます。

日本語が少しできるガイドさんが来てくれました。
先ほども書きましたが、日本人では第1号とのことです。ワッハッハ!なんだか嬉しいです。
台湾碗盤博物館には現在20000-30000件のお椀やお皿が展示されています。
現在は全所有の4分ノ1で28パーセントくらい展示してあるそうです。
まだ整理の途中だそうです。全てがグランドオープンしたらすごいでしょうね。
家族経営の博物館だそうです。まだ調整中なんだそうです。
入り口には巨大なお皿が飾ってあります。
右端にあるお皿の100倍の大きさだそうです。
こんなに大きなお皿を焼く窯があるのかしら?と思ったら、木製でした。笑。

台湾碗盤博物館は7年の歴史があります。
しかし 以前は別のところに博物館がありました。
2年ほど休館をして現在のところに引っ越しをして新しい建物を建築されました。
そしていろいろな展示物を移設し現在に至ります。
現在は1階と2階が開放されていますが3階以上の階は、まだ整理中との事でした。
台湾碗盤博物館二階展示場
二階の方が展示物は豊富です。
この展示物は地震対策がしてあります。
私たちが訪れる一ヶ月前くらいにかなり大きな地震がありましたが、所蔵の器類は全く大丈夫だったそうです。
お椀は棚にしっかり接着してありました。
お皿も壁にピッタリと固定してありました。

台湾碗盤博物館は台湾に関する陶器の博物館です。
海外の作品も1部置いてありますが、それは台湾の陶器と比較するために置いてあると言う感じです。
イギリスやフランスなど大航海時代の陶器も一部おいてありますが、台湾の博物館ですので比較のためという感じです。
台湾の陶器の特色
台湾の特色としては陶器の上に釉薬をつけてあるものと、陶器の下に釉薬を塗ってから焼いてあるものの二種類があるそうです。
他には転写紙というシールを貼って焼いてあるものもあります。
50年前の鶯歌のトピックとしては釉薬の下に描いてから焼いてあるものが主流だったそうです。
ピンク色の発色の物が鶯歌の特色である時代もありました。
割れたり、ヒビが入った陶器を大切に金継してある物もありました。
昔は陶器は高価なものだったため補修して使っていました。
マジョリカタイルの壁
また二階には台湾のマジョリカタイルの壁もありました。


このタイルは台湾人の富裕層が、日本統治時代に日本にオーダーして作ってもらったものです。

嘉義にもマジョリカタイルの博物館がありますね。
台湾で製造されたものが主で、世界の陶器との比較もあります。
台湾の陶器工場も時代の変遷により閉鎖されているところもあります。
似たような作品ですが、各工場で作られた陶器工場がもう既にないのものも展示してありました。
日本統治時代から始まった陶器
台湾の陶器の歴史としてはそんなに古いものは置いてないと思います。
台湾の陶器が始まった時代は大体日本統治時代からのようです。
ですので大体100年位の歴史でしょうか。
日本人が台湾人に陶器の作り方を教えたそうです。

一緒に行った大人の遠足のメンバーは、陶器が大好きな人たちでした。
また陶器の事についてとても詳しい人たちでした。
二階の外に飾ってある鶴の絵のお皿で日本人の作った陶器のお皿が2枚ありました。
その中の一つは左下二番目の白い小さなお皿です。
taipeijinの文字の下のお皿がそうです。

大人の遠足のメンバーは造詣が深いため、その日本人作の2枚の書き方と台湾人の書いた書き方の筆遣いについて台湾碗盤博物館の係の方に説明をしていました。
素晴らしすぎます。
知識がある人達と一緒に学べて、とても有意義な陶器の博物館でした。
台湾碗盤博物館のFBより
畫風大不同
前些日子有來自日本的朋友到訪
看到半戶外空間陳列的鶴紋盤們
感到很親切
因為其中有幾件是日本製的瓷盤
除了材質的差異
她們竟一眼就知道
小編正驚訝她們的好眼力
她們說即便是看到類似的圖案
但台日畫風還是大不同啊~
大家可以猜猜看
哪個是日本匠師畫的呢?
哪個是台灣匠師畫的呢?
公布答案:
左邊小的是瓷器由日本匠師畫的
右邊稍大的是陶器由台灣匠師畫的唷
簡単に日本語に訳してみました。
絵のスタイルが違う
数日前、日本から来た友人たちは半屋外の空間に陳列してある鶴のプレートを見ましたが、違いをすぐに見つけました。
素材の違いを除けば、日本製の磁器プレートがいくつかあります。
すぐに違いがわかりました。
たとえ似たような模様に見えても、日本の絵のスタイルはかなり違うと彼らは言いました。
どれが日本の職人によって描かれたのか、台湾の職人によって描かれたのはどれかと思いますか。
答えを発表します:
左側の小さいものは日本の職人によって描かれた磁器です。
右側のやや大きめのものは、台湾の職人によって描かれた陶器です。
この小ぶりのお皿が日本人が描いたものです。
地紋などは同じなのですが、鶴の尻尾の筆使いが違いました。
写真でははっきりしないと思いますが、筆の線のあとが綺麗です。
台湾人が描いたお皿はペッタリと染料が塗ってある感じでした。
さすが専門の眼力を持つお友達には敬服しました。

全体の陶器の数は70,000件ぐらいあるそうです。現在の展示は約4分の一だそうです。
台湾碗盤博物館の外側や館内の1階には1部販売しているところもありました。
新しいものもあれば古いものもあるという感じです。
また1階にはコーヒーを売っているところもあり、お茶をすることもできるようでした。
1階と外側には陶器を販売されていました。古いものもあれば新しいものもあり台湾以外の国で製造された物も1部ありました。
各種陶器の種類
個人的にはエビなどの柄がとても良いと思いました。
海老の髭が折れていて、また別のところから描かれているのが躍動感がありダイナミックな構図だと思いました。

またヤシの木と海の絵柄のお皿も台湾ならではの感じで良いと思いました。

金魚のお皿です。
日本にもありそうでなさそうな絵柄だと思いました。

このお皿のお花の部分のピンク色が昔の鶯歌で製作された陶器の特徴です。

台湾碗盤博物館には今後もたまに足を運びたい博物館だと思いました。
皆様も、もし機会がございましたらぜひ訪れて見てくださいね。
皆様のお役に立てれば幸いです。
台湾碗盤博物館
ウェブサイトはこちら
住所:26847宜蘭縣五結鄉西河五路82號
電話:03 965 9269
9時00分~17時00分
水曜日 定休日
台北から車で混んでいなければ約一時間くらいです。
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