ニーハオ!
Taipeijinです。
台北に20年くらい住んでいて宴会に参加したことも数知れない台北人が、台湾の宴会でのお酒のマナーに付いてご説明します。
皆様お酒はお好きですか?
ほとんどの方がお好きだと思います。
それでは台湾での宴会でのお酒のマナーについてご紹介します。
Contents
台湾での宴会の招待状をもらったら
さて台湾のお酒の席でのマナーについて書いてみたいと思います。
台湾では、宴会や結婚式にお招きいただく機会が多いです。
お酒を飲む機会も多いですね。
結婚式や会議の宴会でまず招待状をもらったら、お返事しておきましょう。
結婚式の時には「紅包ホンバオ」というお祝いも準備しておきましょう。
人数に変更がある場合は先に伝えておきましょう。
結婚式の場合のマナーに付いては下記をご覧ください。

台湾のお酒のマナー
台湾の日本とは違うお酒のマナーについて書いてみます。
台湾の夜に繰り広げられる宴会でのお酒のマナーに付いて解説していきます。

お酒は自分で注ぎます
台湾では日本でのように人からお酒を付いでもらうのではなく、自分で自分のお酒を注ぎます。
待っていても誰も注いでくれないかもしれません。笑。
でも目上の方にはお酒を注いで回ることもあります。
そして飲むときは「乾杯」(がんベい)と言いながら、相手の目をガシって見つめながらグラスを鼻位の高さまであげて会釈しながら飲みます。
相手が年配の方の場合は敬意を表して?自分のグラスの位置を相手より下げます。
同じくらいの年齢、同じくらいの役職どうしの場合は、お互いが謙遜してグラスの位置を下げていきます。
グラスを相手より下げて、どんどん下がって、テーブルについたりします。
もう下げられないところまで下げて、まさかテーブルの下まで行ってかくれんぼする方はいないと思いますが。笑。
台湾人はグラスをかかげて挨拶はしますが、頭は下げないですね。
日本人はグラスをかかげて挨拶して、頭も下げますね。
習慣の違いです。どちらも特に失礼では無いと思います。
ですので、日本人的に台湾人が頭を下げないからと言って、別に礼儀知らずというわけではありませんのでご理解ください。
このような台湾風お酒のマナーを「敬酒」(ちんじょう)と言います。
お酒を飲めない人はどうする?
宴会は多いのですが、私は下戸ですのでお酒は飲みません。
台湾では飲めない人にはシツコク誘わないので、「飲めません。」と、先に言ってしまえば楽ですね。
日本みたいに仕事上ではやはりお酒は飲めたことに越したことはありませんが飲めなくても大丈夫です。
ドクターストップの方や飲めない方もたまにはいますが、強制されたり雰囲気を壊す感じはありません。
あー。そうなのね。という感じで納得してもらえますので、引け目を感じることはありません。
台湾式の「乾杯」は怖い!
台湾の「乾杯/ガンベイ」はグラスの中のお酒を全部飲み干しますよ。
文字どおり杯を乾かす。と言う感じで全部飲み干しました!と、グラスを逆さまにして見せる方も!(ドヤ顔で)爆笑。
空になったグラスを相手や周りの方に見せたりもします。(ドヤ顔入ってます。)爆笑。
これを競い始めると大変なことになります。
誰かが酔いつぶれるまで続くことも。
お酒のグラスを空にする自信のない方は「随意」(すぅえいー)と、言いましょう。
「自分で好きなように飲みますね。」と言う意思表示です。
そうすれば、相手もご理解していただけると思います。
しつこく強制されることはあまりありませんので楽ですね。
また結婚式なら「百年好合」「早生貴子」とかのおめでたい言葉を言いながら乾杯します。
何かのお祝いなら「恭喜コンシー」といいますね。
おめでとうございます!の意味です。
お誕生日や学業成就、新しい就職などの時に使います。
宴会の目的によっても変わってくるかと思います。
酔っ払いはあまりいませんが、酔っ払っている方はただ単にお酒が弱い。と、思われるようです。
酒グセが悪い人は、嫌われたり薄く軽蔑されるようですので気をつけましょう。
中国語で「酒品」と言います。お酒の席での品性ですね。
女性は周りの皆さんと一緒に乾杯はしますが、自分一人でガブ飲みする方は今のところ見たことはありません。
飲める人でも、テーブルについた人達が飲まない場合は遠慮することも。
旦那様とこられている場合は奥様は勧められたら飲むという感じです。
自分から勝手に飲みまくる奥様には今までお会いしたことはありません。笑。
台湾人の好きなお酒
台湾人の好きなお酒って何でしょうか?
ビール?紹興酒?高梁酒?
日本人に有名なカバランウィスキーを飲んでいる台湾人も意外と少ないです。
お高いからでしょうか。
高梁酒は暑いときには飲まないそうです。
夏はビールが好まれるようです。台湾は暑い時期が長いので、やはり一番好まれるのは台湾ビールですね!
結婚式の場合は最近は紹興酒よりもワイン(紅酒)が多く見られます。
最近の流行ですね。以前は紹興酒が多かったように思います。
台湾のお酒のマナーに付いてのまとめ
台湾では酔っ払いがフラフラ歩いているのを目にすることはあまりありません。
それは恥ずかしいことですので、日本人の皆様もご注意くださいね。
なんだか微妙に違う台湾と、日本のお酒飲のマナーのご紹介でした。
お酒をたくさん飲む人を日本ではウワバミと言いますが中国語では「酔鬼」(ツゥエグゥエイ)と言うそうです。
そこのあなた!台湾で「酔鬼」って呼ばれていませんか?笑う。
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