ニーハオ!
Taipeijinです。
今回は苗栗県南庄エリアのご紹介です。
苗栗県も広いので各エリアについてご紹介したいと思います。
苗栗県南庄とはどんなところ?
今回は台湾の中部の、苗栗県の南庄エリアをご紹介したいと思います。
苗栗県は台中と新竹の間にある県です。
苗栗県といっても広いのですが南庄とはどういうところでしょうか?
現地からお届けします。
南庄エリアは主に客家人が多く住んでいるところです。
山の方には原住民の住んでいるエリアもあります。
南庄老街は小さな九份と言われるように、細い坂道の両側にお店が並んでいるところがあります。
休日には人がごった返しています。
南庄老街は苗栗県の山の方にある老街です。
日本統治時代に石炭の採掘で栄えました。
当時開設された100年を超える郵便局の跡の建物やプチ九份と呼ばれる桂花巷が有名です。
永昌宮という長い階段のある廟もあります。
Contents
100年郵便局

100年郵便局の周りには、見学の学生さんたちがたくさん集まっていました。
台湾の学生さんたちの遠足にも選ばれているようです。
南庄は昔の日本統治時代に石炭の採掘場があり、その時に栄えたなごりの場所です。
ちょっとご説明してみます。
1897年明治30年日本統治時代に乃木総督が南庄に視察に来られたことがあるそうです。
1898年明治31年の日本統治時代に台湾総督府郵便及び電信局が始まりました。
1900年明治33年から南庄郵便局が始まりました。
1946年昭和21年から南庄郵電局に変わりました。
南庄郵便局は日本風の建物で保存状態も良く、価値のある建物です。
南庄エリアは以前は石炭の発掘で栄えた場所です。石炭は南庄と獅頭山で発掘されていました。
約50年にわたって石炭の採掘がされていました。石炭は苗栗県の重要な資源の1つでした。
栄えていた当時の名残がこの100年郵便局に残っています。
100年郵便局の中にはギフトショップもあります。
奥にはcaféもありました。

「血藤」という豆科の植物の種で作ったキーホルダーが売られていました。
「血藤」ってなんだか怖い感じの名前ですね。汗!
「血藤」というのは藤の種類の植物で、原住民の「魯凱族」の貴族の伝統的な結婚式の儀式に用いるブランコに使われているそうです。
「血藤」は蔓状の枝を切ると、赤い液体が出てくるので、そのような名前がついたそうです。

台湾人の姓が刻まれた豆のキーホルダーがたくさん売られていました。
皆さん、自分の苗字を探すんでしょうね。
永昌宮


「永昌宮」という廟は100年郵便局のお隣にあります。
桂花巷の横でもあり、人通りの多い場所になります。
廟の下からは長い階段がありますが、実際に上り下りをしている人は少ないです。

100年郵便局の左側にある坂が桂花巷の方にも続いて坂になっていますので、廟の前の大階段よりも、坂を利用している方が多いです。
廟の前の地面には龍の絵が描いてあり、「踏まないでください」と注意書きがありました。

桂花巷

桂花巷はプチ九份
桂花巷は南庄老街のメインの小道でプチ九份と呼ばれています。
九份のように細い小道の両側にお店がたくさん並んでいます。

細い坂道の両側にお土産物屋さんや食べ物屋さんが並んでいて、人が多くてごった返していました。

永昌宮から桂花巷にかけて老街が始まっています。
桂花巷の規模としては九份の10分の1くらいだと思います。
そんなに大きくない老街です。
桂花巷の老街の下には南在老街があります。
南庄老街
南庄公設市場から南庄老街が始まっています。
客家の食べ物屋さんや客家花布という昔風の布団柄のような模様の布地で作られた服などが可愛いです。

他にも雑貨屋や、ハンドメイドの石けん屋さんなどもあります。
客家の食材やお土産物、お菓子類など台北では見られない物も売られています。

十三間老街
十三間老街は南庄老街の川側にあるこじんまりとした老街です。
台灣小恬田十三間手作農坊という食材や雑貨店を発見しました。

穀物や調味料、オイル、ハンドメイドソープなどの雑貨店です。
天然素材の良いものを売っている印象がありました。

台灣小恬田十三間手作農坊のご紹介はこちら
台灣小恬田十三間手作農坊
住所:苗栗県南庄西村中山路67號
電話:0909565328
その他としてはcaféや雑貨屋さん、ピザ屋さんがありました。
康済吊橋

康済吊橋も南庄老街の観光地の一つです。
Taipeijinが訪れた時には囲いがしてあり周囲が工事中のようでしたが、平気で渡っている方もありました。良いのかな?
これから先まだ発展の余地がある老街だと思います。
黄金伝説窯烤面包13間老街店

黄金伝説窯烤面包13間老街店のお店は川沿いの二階にあります。
店内は広くてパン以外にcaféもあり、ご休憩に便利です。
黄金伝説窯烤面包13間老街店のオレンジのパンを買って見ました。

甘いのかと思ったら、以外と塩味でした。
お店のご紹介はこちら
黄金伝説窯烤面包13間老街店
住所:35343苗栗縣南庄鄉中山路77號2樓號
電話:03 782 2013
老家米食堂

老家米食堂というお店に入ってみることに。
こういうローカルなお店の佇まいにはハズレがないと思います。
テレビや雑誌や有名人が数多く訪れているお店のようで、たくさんのサインがありました。
旦那と二人でお昼前に到着しましたが、次々と人が入って来ました。

南庄手工麵と客家板條という幅広い麵。


古早味蘿蔔糕/大根餅と客家大湯圓というお団子のスープと、綜合豆滷というお豆腐の煮物。


デザートに揚げた甘いお餅の糯米炸湯圓を頼んでみました。
生姜入りの黒蜜とピーナッツパウダーをつけて食べたら止まらなくなりました。

結局旦那と二人で完食し、お腹ぱんぱんになりました。
全部で400元という安さでした。
安くておいしいものは台湾の田舎にあるので、田舎回りはやめられません。
老家米食堂
住所:353苗栗縣南庄鄉大同路25-1號
電話:03 782 2882
時間:11時00分~18時00分
お休み:水曜日と木曜日
南庄老街エリアのまとめ
南庄老街はいかがでしょうか。
台湾の北部とは全く違う風景や食べ物があり、楽しめるところです。
アクセスが悪いため外国人観光客はほとんどいなくて、ローカルの方が多い観光地です。
南庄エリアは台北から行きますと、車で2時間ぐらいかかります。
移動は車の方が便利だと思います。
バスの場合は台北から苗栗まで台湾高速鉄道で行きそれからバスになると思います。
台湾好行バスの路線があるようです。
台湾好行バスの情報はこちら
クルマの場合は高速道路1号線で頭份ジャンクションで降り、三湾方面へ。
もし、機会がありましたら、南庄エリアに行ってみてくださいね。
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