ニーハオ!
Taipeijinです。
今回は台湾で車の人身事故を起こしたらというテーマです。
あまりあってはいけない交通事故ですが、台湾では多発しています。
これから台湾で運転される方のご参考になればと思い書いておきます。

Contents
突然バイクが突っ込んで来ました!
大人の遠足の途中、台湾の三芝と言うエリアを車で走っていた時に、観光名所の三連水車のところで写真を撮ろうと思いました。
車をゆっくり右の方に停車しようとしたときに突然猛スピードでバイクが突っ込んできて車の右側にぶつかりました。
その後バイクが倒れ、乗っていた女性の方が空を飛んで前方二メートルくらいの植木に先に落ちてから地面に落ちました。
きゃー!
初めて人が事故で飛ぶのを見ました!
停車する前に後を見たときにはバイクが見えなかったので、何が発生したのかとっさには理解できませんでした。
その後女性の方は自力で動いて座ったりしていたので多分大丈夫だと思いました。
警察と保険会社に電話
すぐに警察に電話をして保険会社にも電話をしました。
警察の人はすぐに来ましたが、もっと上の警察の人が来るまでここで待機と言われました。
最初に来たのは頼りなさそーな若い警察官一人でした。
警察が怪我人がいると言うことで救急車を手配してくれて、女性の方は救急車で近くの馬偕紀念醫院に連れて行かれました。
倒れていたバイクを警察の人が起こして、無造作に路肩の上に置いていました。
そんなので良いのでしょうか?
バイクは前方のタイヤのカバーの部分が壊れて地上に落ちていました。
他には特に損傷はなく、まだ走れそうな感じに見えました。
保険会社の人も後から来ると言うことで、現場で待っていましたがかなり時間がかかりました。
後からきた2名の先輩風の警察の人が来て現場検証。
ドライブレコーダーのビデオを見ますか?と訪ねましたら、後ろから来たので必要ない。とのこと。
その後警察の人から女性が救急で搬送された馬偕紀念醫院の方に行ってくださいと言われました。
そこで保険会社の人に電話して、馬偕紀念醫院病のほうに移動することを伝えました。
警察の人とは別々の車で行きました。
パトカーで連れていかれるのかと思ったのですが、自分の車でよい。とのことでした。
ちょっと乗ってみたかったです。
パトカー。
まだ乗ったこと無いので。ってあたり前ですよね。苦笑。
私の車はミラーが反対側に曲がっていて、手で元の位置に直しました。
作動は出来ず、壊れていました。
車体の右側に傷がついていました。凹みはありませんでしたが、前ドアと後ろドアの二箇所の下の方に傷が付いていました。
ただし走行には問題がないため、そのまま車で移動しました。
救急病院へ
保険会社の人とは結局病院の地下の駐車場で会い、車体の傷がついたところを写真を撮ってもらいました。
台北市内から結構離れた場所にありましたので、わりと時間がかかりました。
病院内で怪我した女性に挨拶に行きました。
彼氏らしき人もいました。
思ったよりも元気そうでした。
穏やかに双方お話しして、あとは保険会社が処理してくれますので、ご心配なく。とお伝えしました。
相手がガラの悪い人でなくて、本当に良かったです。
因縁つけられたりしたら嫌ですものね。
女性の方は顎と手に怪我をしていましたが、出血量も少しで骨折等ではなく当日家に帰って良いと言うことで安心しました。
本当にお顔とか怪我してなくて、頭も打たなくてよかったです。
事故当初、とにかく早く警察を呼んで、救急車を呼ばなければとずっと電話していて、怪我をした女性に寄りそうことが出来ず、後から申し訳ないと思いました。
友達が女性の方にティッシュを渡したりお世話をしてくれて助かりました。
事故後の処理
今回思った事は、警察に電話をする時も保険会社に電話する時も名前や場所やいろんなことを聞かれてかなり時間かかりました。
そこで警察や保険会社に連絡する前に、写真をたくさん撮っておく方が良いと思いました。
特に保険会社の場合は、内線番号がいろんな種類あり、担当部署に繋がるまでにかなり時間がかかりました。
その後も電話で場所の説明や状況説明などでかなり時間がかかりました。
保険会社との電話は思ってもみないほど時間がかかるので、その間自分の携帯は使えないため写真を撮ることができません。
幸いに同行の友達がいましたので、友達に写真を撮ってもらいました。
その後病院に着いてからは警察の事情聴取で、アルコールを飲んでいないかの探知機で測定しました。
もちろん0パーセンでした。
その後どのような状態だったかを警察の方に聞かれて、書類ににいろいろ書いてもらった後サインをして終わりでした。
結局どちらが悪いという説明は無く、警察と保険会社で折り合いをつけるようです。
私的にはぶつけられて被害者だと思うのですが。
警察の方から保険会社の手続きで何ヶ月もかかる場合があるから、保険会社の人に早くするように言った方が良いですよ。と言われました。
事故の次の日
速攻で任意保険を掛けた保険会社の担当の人に電話をしたら、すぐに翌日には色んな連絡が来ました。
その後保険会社からインスタントメッセージをもらいました。
修理工場に車をもって行く時には保険会社支払いになります。というインスタントメッセージを修理工場に見せる様に言われました。
修理工場の修理の場合はこちらからお金を払わずに、保険会社の支払いになるとのこと。
相手のバイクの修理も保険会社からのお金で処理するそうです。
インスタントメッセージも速攻で車の修理会社の担当の人にラインで送りました。
車の保険は大切
台湾で運転をする場合には、必ず保険には自賠責はもちろんですが任意も必ず入っておいた方が良いと思います。
相手からぶつけられたのはこれで三度目になりますが、人身事故は初めての経験でした。
事故当初の目撃者はいなかったのですが、音を聞きつけて来た、近くの土木工事の作業員の方がお手伝いしてくれてありがたかったです。
また同行のお友達にも写真撮影など、協力してもらい感謝です。
天使が来た?
昨日事故で壊れた車の右側のミラーはひっくり返っていたのを手で元に戻しておきました。
今朝ミラーを左だけでも開けようとして作動したら、右もちゃんと動いて、正常に戻っていました。
角度の微調整も大丈夫でした!
夜のうちに天使が来て直してくれたのでしょうか?
不思議なことでした。
台湾の車での人身事故の重点としては
1.事故を起こしたら、すぐに写真を撮る
周りの風景や住所、目印になるものも撮っておきましょう。
2.警察に電話する。
怪我人がいたら、警察に伝えて救急車を呼んでもらう。
3.その場で示談はしない。
あとで保険会社の保険金が下りなくなります。
4.保険会社の人と密に連絡を取る。
なるべく早く事故処理をするようにお願いする。
放置されると何ヶ月もかかります。
5.自動車の修理工場には期限内に行って修理する
自動車の修理工場に保険会社のインスタントメッセージを見せて修理する。
期限があるので、期限内に修理する。
そうしないと保険金が降りなくなります。
台湾で自動車事故のまとめ
台湾で車を運転している日本人はそう多くは無いと思いますが、今後はだんだんと増えていくことと思います。
今回は全部中国語でしたが、言葉がわからない場合には交流協会にお電話して通訳してもらうと良いと思います。
交流協会のウェブサイトはこちら
このような体験がお役に立てれば幸いです。
今回は旦那は仕事中の時間帯だったので、電話せずに自力で色々処理して、帰ってから事後報告しました。
だって絶対怒るんだもの。
だんだん自立して強くなる台湾ライフなのでした。
(追加の後日談)
その後相手が保険会社に一ヶ月分のお給料をくれ。と請求してきたそうです。
くれなければ訴える。とのこと。
わたしは保険会社に委任状を渡していたので、もし裁判になったとしても保険会社の人が法廷に行ってくれるそうでした。
結局、保険会社の人が相手に告訴しても良いけれど、却下されると思いますよ。と言ったら、すぐに和解したそうです。
だって擦り傷なので、次の日から仕事に行けたと思いますよ。
そんな風にがめつい感じの相手ではなかったのですが、きっと周りの人に吹き込まれたのだと思います。
ともあれ、面倒なことにならなくて、良かったです。
これは旧正月のお休みの前の出来事でした。
いつもご訪問ありがとうございます。
下の台湾情報のバナーをクリックしていただきますと、台湾日本関するブログをご覧になれます。
にほんブログ村