ニーハオ!
台北人/Taipeijinです。
飛騨高山旅行で泊まった温泉旅館は台湾人の胸キュン旅館だと思ったので、いくつかの理由をご説明したいと思います。
Contents
飛騨高山の老舗温泉旅館 宝生閣
今回の台湾人の団体旅行の三日目の宿泊先は宝生閣(ほうしょうかく)という温泉旅館です。


1 バスがついたらお辞儀でお出迎え
まず、観光バスが宝生閣の前に到着する前から、旅館の皆様がお辞儀をして、お出迎え。
こういうおもてなしには台湾人の皆様は喜んでいました。
旅館の方はもちろん皆様和服です。
着物の貸し出しサービスもありました。
台北ですと、北投の加賀屋でも同じサービスがありますね。
2 トランクのタイヤを雑巾で拭く
旅館の玄関に入りますと、トランクのタイヤを一つ一つ丁寧に雑巾で拭いてから、室内に上げていました。
外を持ち歩いていて汚れている物ですからね。
台湾だと全然気にしないような気がします。洋式ですしね。
3 廊下もお部屋も畳


廊下は畳。これも外国人にとっては珍しいですね。
お部屋も畳の純和室です。
お風呂とトイレは別々。
お風呂は普通のユニットバスでしたが、洗い場もあり快適でした。
でも室内のお風呂は温泉ではないそうです。
お部屋には簡単な和服が準備されていました。
館内はお食事、温泉に行く時もこの格好で良いので便利ですね。
4 大浴場の温泉がある

男女に分かれた大浴場があります。
Taipeijinは室内の内風呂で済ませましたので、大浴場には行っていませんが、偵察に行ってみました。
誰も入っていない時にお写真だけ撮りました。
湯けむりもくもくで画像がはっきりしませんが、だいたいの感じはおわかりになると思います。
なんでも、南米から来たお客さんが水着を着て、温泉に入っていたそうです!
日本式に服は脱いでから入ることになっているのですが。
フロントの方に聞いたら、外国人はどうしても、水着を着て入る方がありしょうがないそうです。
文化や生活習慣の違いがありますね。
台湾人は日本の場合は日本人と同じに全部脱いでお風呂に入ります。
台湾国内の温泉では水着着用のところも多いです。
5 畳にお布団体験

ベッドではなくお布団で休みます。(一部ベッドのお部屋もあります)
お部屋にはお茶セットが準備されています。
日本茶、焙じ茶などが置いてありました。
窓側の小テーブルにお湯を沸かすポットやお水のポットが置いてありました。
室内は純和風。
こういうのは外国人は喜ぶと思いますよね。

お布団は晩御飯の間に仲居さんが敷きに来てくれます。
布団の枕元には折り鶴が一羽置いてありました。
外国人にはこういうおもてなしは喜ばれますね。
このお部屋は四人まで泊まれるらしく、押入れの中にはまだ2セット分のお布団や枕が置いてありました。
小さなお子さん連れでもベッドから落ちる心配が無くて良いですね。
6 飛騨高山の街から徒歩3分



宝生閣から高山の古い町並みまで徒歩範囲です。
高台にありますので、見晴らしも良いです。
黄昏時の飛騨高山の街並みはとても美しいです。
宝生閣からも山を下って3分で着きます。
お醤油屋さんやお酒屋さん、カフェなどを覗きながら散策しました。
道脇に自動販売機があり、「飛騨高山」と書かれたコーラを発見!
ご当地コーラを買ってみました。
お味は普通にコーラでした!笑。

7 御飯は豪華でおいしい
晩御飯も会席コースで、ビジュアル的にも豪華でした。
お味も良かったです。


晩御飯は広間でみんなでいただきました。
豚肉と野菜のしゃぶしゃぶを左側のちいさな紙鍋で作ります。
右手にも火の付いたお皿があったので、聞いてみましたら、お刺身をしゃぶしゃぶにして食べるのだそうです。
こういう食べ方は初めてでした。
このお盆に乗っているもの以外にも、後からかぼちゃの煮物や魚の塩焼き、寒天とフルーツのデザートなどが追加で運ばれて来ました。全ては一度にお盆に乗りませんので。
見た目も美しい純粋な日本料理でおいしかったです。
最近では和食屋さんでも、ちょっと洋風の数品が出たりしますが、最後まで、和食なのも珍しいと思いました。
翌朝の朝ごはんも同じ一階の広間でお盆でいただきました。
こちらも純日本料理でした。
サラダ、玉子焼き、鯖の塩焼き、梅干し、シラス、紙鍋で自分で作るうどん、朴葉味噌焼きなどがありました。

8 お見送りは外で整列で
出発の時のお見送りは、小雨の中にもかかわらず、傘もささず仲居さん達が整列して、手を振ってお見送りをしてくれました。
こういうちょっとしたおもてなしが後々まで、心に残るような気がします。
宝生閣まとめ
このような和風のおもてなしが最近ではテーマパークのような感じがして良いですね。
台湾人にも日本人にも喜ばれる日本旅館だと思いました。
最近では、洋風のホテルばかりに泊まっていましたが、たまにはこのように純和風にどっぷりと浸かるのも良いなぁ。と、感じ入りました。
以上8つのことが台湾人のツボにはまる温泉旅館だと思いました。
飛騨高山温泉 宝生閣
ウェブサイトはこちら
住所:岐阜県高山市馬場町1-88(城山公園)
TEL. 0577-34-0700(代)
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