ニーハオ!
台北人/Taipeijinです。
皆様、台湾人女性と日本人女性の幸福度はどちらが高いと思いますか?
20年以上台湾に住み、二国間を観察してきたTaiprijinが感じたとこを書いてみます。
人の幸不幸は各自の主観ですので、一概には言えませんが、客観的に見た仕事量、家事労働の量などから見た台湾人女性と日本人女性の幸福度を考えてみました。
先に結論を言うとTaipeijinが思うには台湾人女性の方が幸福!
二国間の生活様式から比較してみます。
Contents
台湾人女性の幸福度の方が高い
今回は日本人女性と台湾人女性の幸福度を第三者の立場から眺めてみます。
Taipeijinは国際結婚をしているマイノリティですので、国際結婚の幸福度は例が少ないため比べようが無いので、今回の比較対象にはしていません。
日本人と台湾人のローカル女性同士の場合の比較になります。
台湾と日本では女性の働き方とか生活の仕方が若干違います。
そのことが台湾でのと日本の女性の幸福度にも反映していると思います。
台湾女性のお仕事の習慣の違い
台湾人は共稼ぎが基本です。
女性も働くのが当たり前です。
仕事に行く時は接客業以外はお化粧はしなくても大丈夫です。
あまりお化粧がすごいと逆に特殊なお仕事かと誤解されたりします。笑。
ストッキングを履く習慣もあまりありません。夏場が長いので、ストッキングは向いていないように思います。
ファッション的にはパンツスタイルの方が多いですね。ジーンズの人も多いです。
そういう訳で、人にもよりますがあまりおしゃれをする必要も無いので、おしゃれストレスも無いですね。
仕事場ではほぼ男女平等なので、昇進にもあまり影響はないようです。
蔡英文総統も女性ですし。
ただし最大のネックはお給料が安いことです。物価の高い台北では2人で共働きをしないと、生活がきつい状態だと思います。
出張の時は家族同伴とかもあります。
実際の仕事の日数に数日プラスして、有給をとり観光しても良いところ聞いたことがあり、驚愕しました。
赤ちゃんの世話は誰がする?
新婚の夫婦が出産をしたら、ベビーはお姑さんか、身内の誰かが見てくれる場合が多いです。
親や親戚が南部に住み、子供が台北で仕事をしている場合はベビーは南部に預け、週末に会いに行く。という話もよく聞きます。
台湾人は産んでも自分で育てない人も多いです。
親や、お姑さん、保母さん、外国人のお手伝いさんなどが子供の世話をします。
台湾では日本の三歳児神話は崩壊しているというよりも最初からなかったことになっています。
以前台湾に住んでいる外国人の知人が台湾人女性は子供を産んでも自分で世話をしない。育てない。
「産みっぱなし!」と言い放ったのが印象に残っています。爆笑。
もちろんご自分で子育てをしている方も多いですよ。
でも人に預けることに罪悪感を感じなくて済むのは良いことだと思います。
台湾人と結婚した日本人のお友達もお姑さんから自分で育てるの?と、聞かれてびっくりしたそうです。
彼女はもちろん日本風に自分で育てることを希望しました。
お姑さんの娘さんは自分では育てないことを希望したので保母さんを雇ったそうです。
そして娘さんは子育てしなくて、バリバリお仕事していました。
日本で言われるワンオペ育児は台湾ではあまり聞かないです。
あまり意味がわからない方にワンオペ(ワン・オペレーション)の説明をしますと、人手が不足する時間帯(特に深夜)を中心に、外食チェーン店などで従業員を1人しか置かず、全ての労働をさせる行為のことですね。
家庭がブラック企業になっているという意味ですね。
ママ一人で全てをこなしてストレスマックス状態。本当に大変なことです。
台湾では誰かが代わりに面倒を見てくれますので、ワンオペ育児はあまり台湾での社会問題にはなっていません。
これはポイント高いと思います。
ただし、人に預けると自分の子育てポリシーとは違っている場合がありますので、コミュニケーションは必要です。
台湾人にはイケメンより育メンの方が多い
台湾人の男性は割と積極的に育児に参加します。
台湾人男性は育メンが多いです。
台湾でレストランでご飯を食べていると、よく旦那様が赤ちゃんを抱っこしていて、奥様がゆっくりご飯を召し上がっているのを目撃します。
ベビーカーを押しているのは男性が多いです。
台湾人女性は荷物持ちや力仕事は男性がするものだと思っていますので。
イクメン旦那様の他にもお姑さんや親戚、他の先輩女性が赤ちゃんの面倒を見ていることもよくあります。
台湾にはイケメンは少ないのですが、イクメンは多いと思います。
奥様のお買い物に、お子さんの予防接種や定期健診に少なからず男性がお手伝いしています。仕事はお休みをもらって。
他の例を挙げますと先日日本から台湾への帰りの飛行機に乗った時に、私の前2列に台湾人ご夫婦と、子供2人の4人家族が座っていました。
私の前にお父さんと4歳位の男の子、そしてその前にお母さんと2歳位の女の子が座っていました。
しばらくすると女の子が泣き始めてう〇ちと言い出しました。
すでに遅くあたりには異臭が立ち込めていました。
すると奥様は旦那さんにその女の子を当たり前のように渡しました。
そして旦那様が当たり前のように、おむつやおしりふきを持って機内のトイレに消えていきました。
日本ではありえない光景にびっくりしました。
台湾人男性はこのように子供の世話もしますし、普通に会社に行って帰宅前に買い物してご飯を作ったり、洗濯掃除をする方もあります。
年配の台湾人男性はあまりお手伝いしているのを見たことはありませんが、最近の若い世代は積極的に奥様のお手伝いをする男性が増えています。
実は恐妻家が多いのでしょうか?
長く生活するならイケメンの容貌は年と共に衰えていくと思いますので、内面のイクメンを選んでいる台湾人女性は賢明だと思います。
これは男女逆も言えますね。爆笑。
台湾人女性は家事ができなくても大丈夫?
台湾人奥様が専業主婦で家にいるのに、お料理もできなくて、旦那さんが帰宅してからご飯作り、子供のお世話をしている方もありました。
奥様は何をしているかと言うと、ソファに座ってテレビを見ているそうです。
これって日本の男性の立場のよう?
台湾人女性はお料理できない人が多いのですが、外食やテイクアウトが便利なので、お料理できなくて、責められることはありません。
外食先でも少々子供が騒いでも顰蹙を感じることも無く、周りの人方も寛容なので、居心地良いと言えます。
それでも、日本に劣らないくらい少子化傾向にあります。
台湾も日本と比べても遜色?無いくらい離婚率も高いです。
子供は平日はママの家、週末はパパの家と、離婚後もなんとなく行き来があったりします。
やはりシングルマザーもとても多いのですね。
親戚や親などが割と協力して育児に参加してくれます。
そしてまた預けるところも多いと思います。
お金持ちの家では住み込みの外国人労働者のメイドさんを雇っているところも多く、そういう人に手伝ってもらうことも可能です。
まあ、それはそれで、ストレスになることもあるのですが。
よく室内監視カメラを設置してあり、親がいなくて、メイドさんが子供を虐待している映像がテレビで流されたりします。
なので、あまり信用できなかったりします。
メイドさんを見張っている為に、雇い主が外出できない。という妙な本末転倒な話を聞いたこともあります。
以前台湾人の富裕層の奥様で、日本人の某芸能人が大好きで追っかけをされていました。
子供が二人いるのですが、学校の送り迎えはお手伝いさん。
学校から帰ったら、家庭教師。
身の回りのお世話はまた、別の保母さんが。と複数の人が子供のお世話をしていて、ママは芸能人の追っかけでいつも海外旅行。という生活の方がいました。
ちょっと一般人とあまりにもかけ離れている発想だったので、羨ましいとかというよりも、フツーでない生活。という感想を抱きました。
でも、それを寛容している旦那様もすごいですね。
なんだかぶっ飛んでいる奥様でした。
夫婦も家族もいつも一緒
台湾人の家族の結束はとても固いです。
いつも一緒にいたがります。
台湾人は基本的に冠婚葬祭は夫婦一緒が基本です。
台湾の会社の忘年会にも奥様お子さん連れで来るのも普通です。
男性だけの飲み会はあるにはありますが、会社が終わった後はほぼ速攻で帰宅が多いです。
行方不明になると、配偶者からガンガン電話やラインがきます。
今どこ?何してるの?早く帰って来て!
台湾人女性は日本人女性のように遠慮はありませんので、早く帰らないと怖いことになります。
日本人社会のようにみんなと同じでなければならない。という発想は台湾人には無いので、割と自由な枠にとらわれない人生が送れるようなら気がします。
それも、配偶者や家族関係にもよりますが。
一般の会社員の場合は、台北に住んで生活するのには家賃が高くて、大変。
なので、新北市や台北近郊から通っている方も多いです。
でも、東京の通勤圏内と比べると、とっても近いと思います。
もし、新幹線通勤でしたら、台北、高雄間でも一時間半ですから日本の関東エリアでは、そのくらいの距離を通勤している方もありますね。
日本ほど男尊女卑もないので、男性に対して台湾人女性がペコペコすることもないです。
逆の立場で言えば日本に住んでいる日本人男性の方が台湾人男性よりも幸せかもしれませんね。
台湾人の男性はよく働きます。人にもよりますが。
台湾人女性と日本人女性の幸福度まとめ
台湾人女性の方が日本人女性よりも人目を気にしたり、家事労働に対するストレスは少なく自由度が高い高いような気がします。
ここまで書いてきてわかったことは、日本人男性の立場と台湾人女性の立場が似ていることでした。よって、台湾人男性と日本人女性の立場は似ているような気がします。
自分が生まれる国や環境は選ぶことはできませんね。
その中で日々の生活が良くなるように自分で努力したり改善策を考えたいですね。
日本に住んでいる女性も台湾に住んでいる女性もいつもの生活が当たり前なので、あまり他国と比較するとことは無いと思います。
たまたま私は二国間を行き来する機会がありますので、比較してみました。
個人的な幸不幸はそれぞれ他人には計り知れませんが、外観的な生活習慣から見ますと、台湾人女性の方が日本人女性よりもストレスのも少ない楽しい生活をしているような気がします。
それそれ異論はあるかと思いますが、Taipeijin的な二国間の女性の幸福度感でした。
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