ニーハオ!
台北人/Taipeijinです。
台湾で銀行口座を作ってみました。
台湾の銀行口座は別にすでにありますが、新規でまた作ってみました。
以前は台湾人の旦那と一緒に行き口座を作りました。
台湾に来た当時は中国語もさっぱりわからなかったので、全て人にお任せ。
今回は自分一人で全部やってみたいと思います。
Contents
台湾の銀行口座新規にチャレンジ
まず銀行選びですが、今回は台湾銀行にしました。
理由としては台湾の国営の銀行ですので、まずつぶれることはないでしょうから。笑。
それと日本円の両替の時に割りとレートが良いからです。
台湾銀行の歴史について簡単にご説明します。
台湾銀行は、日本統治時代の1897年(明治30年)3月に公布された「台湾銀行法」によって1899年(明治32年)6月に設置されました。
台湾の貨幣(台幣)の発行権を持つ特殊銀行であるとともに、日本統治時代の台湾における最大の商業銀行でした。
第二次世界大戦後の1946年からは中華民国統治時代の台湾銀行になりました。
日本統治時代の台湾銀行に台湾貯蓄銀行・三和銀行の台湾内での店舗網(旧大阪中立銀行の後身)を統合の上で設立された、台湾最大の商業銀行です。年現在も運営されている歴史のある銀行です。
日本統治時代は発券銀行でしたが、現在の発券銀行は中央銀行が行っています。
というわけで、台湾を代表とする銀行なのですね。
まず台湾銀行に行き、新規口座開設のことを近くの方に尋ねました。
そうすると番号札は取らずに受付風の普通のデスクの前に行ってください。とのこと。
受付は窓口ではなくて、総合カウンターでした。
ま新規口座開設のことを中国語で「開戸/かいふ」と言います。
係の人から渡された申込書や同意書を書いてサインをします。
財力証明などもいるそうですが、会社の名刺で大丈夫でした。
自宅の近くか会社が銀行の付近でなければならないようです。台湾でもマネーロンダリング防止の為に、だんだん銀行口座を開設するのに規制がかかっています。
住所から遠い場合は問題があるみたいです。
準備するもの
持参したものはパスポート、台湾の居留証(Taipeijinは永久居留証があります)
会社の名刺。印鑑。
学生さんの場合は台湾の学校の入学証明や在学証明がいると思います。
申請書には名前は英語のアルファベットでした。住所、電話番号、会社名などの必要事項を記入します。
印鑑はいりませんでした。
外国人は印鑑はいらなくて、英語のサインだけだそうです。
以前別の銀行で口座を作ったときにはフルネームの台湾で作った印鑑を使用しました。
銀行によって違うのでしょうか?
銀行によって違うので、一応フルネームの印鑑は準備しておくと良いと思います。
日本だと苗字だけの印鑑でも良いのですが、台湾だと姓の数が少ないので、同じ姓の人が大量にいるためフルネームの印鑑が必要です。
台湾の印鑑屋さんもピンキリですが、認印などは100元くらいで作れます。
ちょっとした危機
係りの方がパソコンに必要事項を入力していき、もうすく終わるのかしら。と、待っていたら、
「突然コンピューターが壊れてシステムがダウンして今はできません。」と。告げられました。
はあ?
そんなことあるの?
ちょっとうなだれてますね。
私はもうすぐ仕事に行かなければければならないので、日を改めることにしました。
再度銀行へ
それから一週間くらい放置。
気を取り直して銀行に向かいました。
窓口には前回とは違う方が対応してくれました。
また最初からの入力になりましたが、書類自体は前回書いていたのを持ち帰っていたため、それを使用。
最初の手続きが終わったら、今度は銀行カウンターヘ移動。
別の窓口で新しい通帳作成。
新しい通帳の中には新規で1000元を口座の中に入れます。
それからネットバンクとキャッシュカードの申し込みもしました。
銀行窓口のカウンターのパスワード4桁の数字とキャッシュカードようのパスワードが必要です。
もし窓口でお金を下ろす際は四つの数字のパスワードが必要です。
フルネームのアルヘァベットのサイン。パスポートと同じ文字で印鑑は無しです。
キャッシュカードは新規でもらったら、銀行からのパスワードを書いた封筒をもらいました。
その場で銀行の外側にあるキャッシュディスペンサーでパスワードを入力して、すぐに別のパスワードに変更するように言われました。6から8桁の数字だそうです。
あらかじめ考えておいた方が良いですね。
外側のキャッシュディスペンサーにすぐ行き手続きを完了し、また窓口に戻ると許可がおりました。
これまで、約一時間かかりました。
時間に余裕を持って口座開設にいくことをおすすめします。
このキャッシュカードは日本でも使えるそうです。但し、銀行の残高迄の金額。デビットカードみたいな感じですね。
他にも台湾と日本との提携銀行があるそうです。
日台提携銀行
台湾の銀行で、日本のキャッシュディスペンサーに対応できる銀行は下記のとおりです。
台湾銀行、台湾土地銀行、合作金庫銀行、第一商業銀行、華南商業銀行、彰化商業銀行、国泰世華銀行、兆豊国際商業銀行、台湾中小企業銀行、台湾新光商業銀行、陽信商業銀行、花蓮第二信用合作社、聯邦商業銀行、元大商業銀行、玉山商業銀行など。
これからも加盟銀行はどんどん増えそうな勢いです。
もし新規で台湾の銀行口座を開設する場合は上記の銀行にすると日本でも使えて便利ですね。
台湾のキャッシュカードは現在、日本の北海道に設置されているATMのうち、利用可能の表示があるもので日本円の引出しができるほか、「SMARTPAY」の表示がある特約店でショッピングをする場合のみデビット決済が可能となっているそうです。
今後は、日本各地にあるコンビニ「サークルK」に設置された4000台余りのATMでも台湾のキャッシュカードを使った現金の引き出しが可能となるほか、台湾のキャッシュカードでデビット決済ができる特約店も、2017年以降からは日本全国に拡大される見込みだそうです。
台湾で発行されたキャッシュカードを利用して日本円を引き出せる現金自動預払機(ATM)の設置が日本全国で拡大しているそうです。
日台の金融機関は2010年に協力を開始。
北海道銀行が同年1月から台湾のキャッシュカードで日本円が引き出せるサービスを独自に始めました。
2016年にはコンビニエンスストア、サークルK・サンクスの全国の店舗、ファミリーマートの一部店舗に設置されているATM約3700台のほか、りそな銀行でも台湾のキャッシュカードの取り扱いが開始されました。
日本での円引き出しおよび残高照会サービスに加盟している台湾の銀行は、台湾銀行、台湾土地銀行、合作金庫銀行など20行。
同サービスが利用可能なキャッシュカードは6000万枚に上り、市場占有率は6割以上となるそうです。
日本円引き出し時のレートは台湾銀行窓口の現金売相場だそうです。手数料は国際クレジットカードやデビットカードの約半額ほどとなっているそうです。これは便利ですね。
まとめ
Taipeijinは自分で銀行の通帳やキャッシュカードを作りに行って、また一つ台湾で自立の階段を登ったような気がしました。
台湾の銀行のキャッシュカードが日本でも使えるというのも知りましたし、作っておいてよかったと思いました。
だんだん便利になる銀行情報でした。
皆様のお役に立てれば幸いです。
にほんブログ村