ニーハオ!台北人/Taipeijinです。
台湾で中秋節がくると、暦の上では秋の到来です。
台湾の「中秋節」とはなんでしょうか?
どんなイベントなのでしょうか?
今回は中秋節のご説明をしてみたいと思います。
実際に台北に住んでいるTaipeijinが現地からお届けします。
日本での秋のお彼岸は「秋分の日」を中心としての前後3日間、計7日間が「お彼岸」の期間となりますね。
日本での秋のお彼岸が台湾では「中秋節」になります。
中秋節は台湾では毎年旧歷の9月15日が中秋節になります。
西暦とは違って毎年日にちが異なります。
2018年は9月24日が中秋節です。
Contents
中秋節前にすること
その1
中秋節は当日よりもずっと前から始まります。
中秋節前に何をするかと言うと、事前の2週間前位からお世話になっている方達に贈り物する習慣があります。
月餅を始めとして、色々なプレゼントが交換されるようになります。
贈りもの合戦の開始の時期です。
それは月餅であったり、大きめの柑橘類の袖子/文旦と言う果物であったり、季節の食べ物がほとんどです。
その他のフルーツやお菓子類などでも大丈夫です。
ご先祖様のお詣りをする
その2
中秋節は秋のお彼岸の様な感じです。
皆様里帰りをします。
親戚一同集まって、ご先祖様のお詣りします。
行きつけの廟にお詣りに行きます。
季節の月餅や果物をお供えします。
頂き物などがお供えされます。
今年は台湾では9月22日から9月24日迄の土曜日から月曜日まで連休になりました。
そのため交通機関は混雑しています。
月餅はいろんな種類があります
その3
台湾式月餅,香港式月餅など色々な種類があります。
伝統的な台湾式月餅は、満月のように丸型で茶色。
餡は小豆や棗、などが伝統的です。
中にアヒルの卵の塩漬けの塩玉子の黄身が入っているものもあります。
台湾人には好まれますが、日本人はちょと苦手な方が多いです。
パイナップルケーキも月餅の種類に含まれているようです。
有名店は行列になっています。
また宅配も増加する時期になります。
台湾中がバーベキュー大会
その4
台湾では、中秋節の「満月」は家族団らんに欠かせない行事になっています。
中秋節の日には、みんな里帰りしてして家族と過ごします。
中秋節の家族の団欒に欠かせないのが、焼肉と月餅です。
私が台湾に来た20年の前頃は来たなかったと思うのですが,ここ10年前位から台湾では中秋節の前後に焼肉をするのが流行っています。
ちよっと驚くのが屋外でのバーベキューですね。普通の道路の脇とかでバーベキャー大会が始まったりします。笑。
ベランダとか川岸あるいは公園などでも焼肉をされています。
大きなビルの場合は屋上が解放されて焼肉会場になっている場合もあります。
屋外でのバーベキューはとっても特別においしいような気がするので不思議ですね。
炭火焼のお肉はとてもおいしいと思います。
焼肉奉行は焼くばかりであまり食べられないことも。
また町中がバーベキューの匂いで充満してしまいますので、それも困ります。
台湾中の空気がバーベキューの匂いになる日です。笑。
文旦も食べる習慣がある
その5
柚子という文旦のような柑橘類も欠かせない食べ物です。
外観が枯れて乾燥してきたような時が食べごろです。
みずみずしい感じの頃はまだ酸っぱいです。
10センチくらいの大きな果実ですので、小さな子ども用に帽子を作ったりします。
蚊除けになる効果があるそうです。
お月見をする
その6
中秋節の時は満月ですので、日本の十五夜のようにお月見をする習慣があります。
台湾では月にうさぎがいる。と言う話は無いようですが、綺麗なお月様を見るのは大好きですね。
とくにお子さん連れの方はお散歩して、子供と名月鑑賞されています。
台湾の中秋節のまとめ
中秋節は満月を愛でたり、家族団欒が欠かせない台湾の習慣です。
三節と呼ばれる台湾の三大行事の一つです。
重要なお節句です。
三節とは、過年/旧正月、端午節、中秋節の三つです。
年間の大きな行事の中の一つです。
中秋節は満月でお月見の日なのですが、バーベキューなどでずっと下を見ていて、お月見はおろそかになっているような気もします。笑。
この時期にご旅行される方は珍しいタイプの月餅をゲットできますね。
月餅自体は年中売られていますが、ナツメやあずきなどのオーソドックスなものがほとんどです。
中秋節の時期はいろんな種類が出て、一個買いも可能ですので、ぜひお試しくださいね。
以上台湾の中秋節に関する6選のご紹介でした。
皆様のお役に立てれば幸いです。
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